隣のパパ

隣のパパ (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
しのざき薫/デビー・マッコーマー

シングルマザーと小さな男の子が引っ越してきた。念願の一軒家にすめるようになったのだ。少年は、引っ越したら犬を飼ってもらえると信じていた。しかし、彼らにそんな経済的余裕はなく犬は先送りになってしまう。
そんな時に、お隣の家に大きな犬が居ることを知って少年は、そこの主と仲良くなる。

隣のパパって題名が、？？？って感じだったんですが、ああ、最終的にはそうなのね？みたいな（笑）彼も子供を失った経験があって、少年に我が子の思い出をかさねていくことになります。いやほんとにこの黒いいぬ（たぶんラブラドール）。かわいくて賢くて凄いキューピッド役ですよね。
ママはパパを得て、少年はパパと飼いたかった犬を手にいれることになる結末。
犬と子供の関わりから恋が生まれるのって「公園のベンチで」と似ていますが、あちらはムク犬。子供ちゃんもオンナノコでした。動物がきっかけで恋が始まる話はよくききますが、ハーレクインでも多いんでしょうか。
あ、「スペインのシンデレラ」にも個性的ないぬが居たよな…

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