春行きバス ３

春行きバス 3 (フラワーコミックス)
宇佐美真紀

2巻目がまだ手に入らないけど、3巻目を買ってしまったので先に感想を。この本には3つのお話が収録。1つ目は、1巻目に出てきた男のコまっつんの友達だった梨香。1巻でついうっかりバスの中で東京の女のこの悪口言ってしまった子ですね。彼女はずーっとまっつんが好きだったのですが、失恋してしまいました。そのことをいつもからかう黒崎くんとのお話です。
2つ目はみた目はケバ子なのに恋愛ビギナーの愛と、優等生なおぼっちゃん本宮くんへの片思い。
これすっごい可愛いんですよねえ愛ちゃんが。見た目と中身のギャップがもう。それにおぼっちゃん本宮くんは策士なのか天然なのかわかりませんってとこがいいわ。ちょっとこういうキャラって面白い。
3つ目の話は、人気者遠野くんに告白していきなり降られてる十和子のはなし。それが縁はそれだけでなく、偶然かりた彼の辞書の中にあったラブレターから謎ときみたいなことがはじまる。
この話は、本当にせつない話だった。謎ときのゴールに辿りつき、同じ名前と言うよしみでラブレターを読む十和子のシーンはうるうるきました。これはもう、遠野くん惚れない訳には行きません。
３つともやっぱりバス、或はバス停に関係してお話ができています。
あと、ショートショートで愛ちゃんと本宮くんの後日デート話も収録されているんですが、これがもう本編以上に可愛いので必見ですねえ。
あー2巻はやく手に入れないと…。

タグ：宇佐美真紀