古城の歌姫 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]
古城の歌姫 (エメラルドコミックス ロマンスシリーズ)
原ちえこ/バーバラ・カートランド
ロンドンで歌手として成功したイサは、久しぶりの休暇に故郷スコットランドへ帰郷した。両親を亡くして離れてから初めてのことだ。
懐かしい滝のある水辺に立ち寄った際に、彼女は公爵の暗殺計画を偶然聞いてしまう。思わず伝えに行ってしまった彼女に公爵のブルースは冷たい表情を見せた。
かつて、彼女がこの地を離れる時に出会った優しい笑顔はかけらもなかったのだ。
そして彼はあきらかに彼女の情報を嘘と決めつけ、舞踏会に出席して犯人の聞き覚えた声を探せといったのだった。
バーバラ・カートランドは、ずっとオススメされていたハーレクインの大御所でした。
コミック化で初めて読んだのですが、とても王道のロマンスもので私はこの作品ではまってしまいました。元々ヒストリカルは好きなのでv
美しい姿と声の持ち主イサに最初から惹かれていたのに、過去の女性不信から彼女を好きになってはいけないと疑いまくっているブルース。ウォレスという犬が親子二代にわたって彼女の天使の声に惹かれたと言う所もロマンチックですよね。
それにしても、原さんの描く女性はそれはもうフリフリヒラヒラのお洋服なのですが、幼く見えないのが不思議です。ちゃんと大人のロマンスに見える絵柄が凄く好きです。
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