きらきら馨る

きらきら馨る (1の巻) Wings comics
高橋冴未

失恋自殺をした沙桐は、三途の川で黄泉の国に迷い込んだ陽朔の魂と出逢った。恋におちた２人は、生まれ変わっていつの日か再び巡り会い、幸せになろうと誓いあう――。しかし沙桐は来世ではなく、元の世界に生き返ってしまって！？　陽朔にもう一度逢いたい、沙桐の願いは届くのか！？　大人気平安ロマネスク！

…という説明があったので載せて見ました（笑）このコミックはお友達がずっと買っていて、和風で歴史もののファンタジーがあるよとオススメしてもらったものでした。私は当時ウイングスの作品にはさっぱり疎くて、どっちかというとノーラ派でしたので（笑）これを読み始めた当時は、ファンタジー最盛期だったので無選別に読みまくっていたものの1冊です。平安時代の衣装等も興味深く、男装して飛び回る沙桐の自由奔放な所が可愛くて読ませていただいていました。ところが、何巻目からか（たぶんストーリーのせいも有ったと思うのですが）突っ走る沙桐の行動が鬱陶しく思えてきて、お友達から借りるのをやめてしまったんです。うーん…しかも、もうどんなくだりだったかすらも思い出せないってどういう（笑）たぶん、その当時の精神状態もあったのかもしんないですね。この記事書くのに色々調べてていつのまにか完結してるのを知ったということです。
すっかり何巻まで読んだか忘れてしまっていますが、たぶん表紙を見たら思い出すかなあ…。ちょっとラストだけ気になってきました。

↓文庫版が出てました

きらきら馨る (1の巻) (新書館ウィングス文庫―WINGS COMICS BUNKO)

• 作者: 高橋 冴未
• 出版社/メーカー: 新書館
• 発売日: 2006/02
• メディア: 文庫

↓さすが！この作品雅な絵が美しかったので画集が出てたんですね～

きらきら馨る―高橋冴未画集

• 作者: 高橋 冴未
• 出版社/メーカー: 新書館
• 発売日: 2002/12
• メディア: コミック

タグ：高橋冴未

コメント 2

これ、全巻eBookでダウンロードした作品です。
最初絵を見た時は「えっ、これって『なんて素敵にジャパネスク』？(＠_＠;)」と思ってしまったという……。(^_^;)
おそらく、作者さんは氷室冴子先生の作品に影響を受けたのでは……と容易に推測はできるのですが、これはこれで面白かったです。（でもやっぱり、読んでいると、ついついジャパネスクの瑠璃姫が脳裏に浮かんできてしまいました……(^^;ゞ ）
by りらっくまま (2010-03-27 16:51) 

＞りらっくままさん
そのとおりです！私も思いました。
「なんて素敵にジャパネスク」も読んだような薄い読み方しかしていないんですが、そちらの方が先に有名なだけに…。
コミックじゃなくてコバルトで話題になった頃にちょこっと…。
この作品なんか連載当時休載か何かあってそれを機会に友達もかわなくなったとか記憶があいまいです。
それでも、少女漫画らしい綺麗な絵柄と男前の東宮に魅せられたのは事実でした（笑）
by 安都士 (2010-03-28 16:57)