なごみクラブ 2 [コミック(バンブー)]
なごみクラブ 2 (バンブー・コミックス)
遠藤淑子
ホストクラブを舞台にした「なごみクラブ」2巻です。実は1巻目の内容をあらかた忘れている現状の私でしたが(爆)2巻を単独読んでも今回のエピソードはなかなかのものばかりでした。
芸人の彼と彼女の話、犬をつれた怖いおじさんの話、ひとり暮らしで先の見えないOLの話…どれも久し振りにぐっと来る内容でした。ラストのオーナーの話も深いものがありました。
そういえば、最近テレビを見てないので詳しくありませんが「深い話」とかいうのをやってるんですね。ちょっとみたことあるんですが、確かにいい話ばかりです。ちょっと脚色されてんのかなと思うものもありますけど。だとしても、そういうのが「深くいい話だな」とおもって人が取り上げるということは大切なことだなという気がします。
遠藤さんのこれらのエピソードも、たぶん読む人によっては「なにこれ、意味わかんない」とか「結局何がいいたいの?」って言う人が居るかもしれないきがします。でもそれってかなりコミュニケーション能力落ちてきてると自覚した方がいいのかもしれません。自分の気持ちを伝えることに精一杯で、相手の話を丸飲みにしすぎていると裏に含まれた相手の気持ちって受け取ってる様で受けとってないもんなんですよね…。それって損をしていることになるんじゃないのかなあと思うときがありますよ…。遠藤さんの作品読んでるとそういうことを考えさせられます。
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