赤毛のライオン

赤毛のライオン (ひとみコミックス)
速水翼

先の「銀河を継ぐ者」からその名前を知った速水さん。表紙の絵を本当は見せたかったんだけど、どこにもないので残念です。表紙の赤い髪をしたロンゲのおにいさん。バンドをやっているというロッカーのおにいさん。この絵にめちゃめちゃ影響受けまして、当時こんな絵ばっかり描いていたわたしです。（ええのめりこんでおりましたよ）
この本には表題作を含めて6作品が収録されているのですが、この表題作品とラストのファンタジー作品以外は凄く可愛らしい少女漫画ってやつです。これも私が好きなジャンル：幼なじみカップル＆同級生みたいな設定で凄く読み返していた記憶があります。
時代だなーと感じることが…。島田ひろかずさんの「りてーく～」とあんまり変らない時代の作品なのですが、この「赤毛のライオン」に出てくる通称ライオンと女の子が呼んでいる人が彼女のことを「おたく」と呼んでいます。…流行りでした確かに…私も真似してたきがするし。相手のことを「おたく」と呼ぶのは親しみの表れでしたしね。
この頃の速水さんの作品は近年の作品とちょっと違っていて、私はこの頃のほうが好きだなあと思っています。本当は怖いの苦手なんです…あと、絵柄もこの頃の方が実は好きｖ
ラストにそんな近年の作品を予感させるちょっとミステリアスなお話が入っています。こんなことをいいながら、結構このお話にもかなり影響されこれ以降、異次元、超能力、霊能、超常現象などのファンタジーものを好んで読むようになった気がします…。速水さんありがとうって感じです（爆）

タグ：速水翼