ドクターはプリンス

ドクターはプリンス (HQ comics ツ 1-2 ニローリ・ルールズ 2)
津谷さとみ/メラニー・ミルバーン

近道の為に空家の壁をよじのぼったアメーリアだったが、思いがけず声をかけられて落下。…落ちた場所は声の主の腕のなかで、かれはそれはもうハンサムな男性だった。彼女のことをフェアリーと呼びからかった彼を無視して患者の元にかけつけたアメーリアは、患者から隣に高名なドクターが引っ越してきたことを聞く。彼ドクター・アレックスは国王の心臓手術の為に無償でやってきたというのだ。病院で心臓外科に所属する彼女は病院で彼と再会しデートに誘われるがきっぱりと逃げるしかなかった。忘れてはいけないのだ。わたしはアメーリア・ヴィアーリ。ヴィアーリはこのニローリで最も軽蔑される一族であるということを…。

ニローリ・ルールズのシリーズを読むのをどうしようと思いつつ、先日の「初めてのルージュ」が大変よかったので興味津々に。津谷さんが描かれたと言うのもあって1を読んでないのにこの話を買ってしまいました。
私…シリーズものでも好きな作家さんを優先して本を買い全体が見えなくても納得できる人だったりします（笑）
過去のテロに荷担していたというヴィアーリ家の娘ということでいろいろな嫌がらせを受けてきた看護士アメーリア。そして、アレックスはテロで失われた王子なのですが、オーストラリアで養父母に育ててもらった明るく楽しい性格のドクター。ニローリのシリーズは恋愛ご法度がテーマになってるらしいのですが、何せ読んだのがこれだけなので単独の感想を書きます。アレックスのさわやかさは反則です（爆）それにアメーリアの可憐な容姿も反則です（爆ｘ２）
この二人素敵過ぎてもうどうしましょうって感じです。大きな運命に一度は引き裂かれそうになっても、結びついた心は解くことはできませんでした。
「一緒に逃げて結婚して～」のさらりというセリフがすごいこっぱずかしいのですが、これはある意味羨ましい。言われてみたい～こんな素敵な人にって女性なら誰でも思うに違いありません。
津谷さんの絵、もうこれは表紙買いをする人決定です。大好きな牧さんと雰囲気がかぶります。（また全然違うところもあるんですけど）そういう意味で、今度はヒストリカルをみたいです！！！ぜひ、ヒストリカルにも挑戦して欲しいです～。

タグ：津谷さとみ メラニー・ミルバーン

コメント 4

ももももももう御存知かもしれませんが、津谷先生の次回作…と言うか最新作はデボラ・シモンズのヒストリカルです～ｖｖ
今月号のハレオリに載っておりますのでしばらくお待ち下さいなのです～
今日買って来ますです！のでまだ読んでおりませんが、た、たのしみｖｖ　うふふｖ
by 合歓木ゆん (2010-05-12 07:28) 

＞ねむのきゆんさん

ししししししりませんでした！
雑誌の方の情報はうといので、ゆんさんのサイトの情報が手がかりになっておりますｖということで、情報ありがとうございます。感想等たのしみにしておます。
コミックスになるのを楽しみにしよっとｖ
by 安都士 (2010-05-12 23:04) 

私もシリーズ１作目は買っておりませんww
このシリーズは完全な作家さん買いで、今作とＪＥＴ先生の４作目と橋本多佳子先生の８作目＝最終巻の３作と、先に紹介してた津谷先生の番外編しか買っておりません。
でも、単作でも充分楽しめますよ（一応、解説はしてくれてるし）
津谷ヒーローはロイヤル系が多いせいか、みんな品が漂って、キザなセリフもウットリです♪
作品の完成度としてはＪＥＴ先生が１番だったので、安都士さんも是非読んでみてください。
by ヨッシー (2010-05-13 03:34) 

＞ヨッシーさん
そうだったんですか！JETさんの本、古本屋で100円であったのですが見送ってしまいました。まだあるかな…もうないだろうな（涙）橋本さんの本もあったのですがキズ本だったのであきらめました。古本といってもキズは嫌ですよね…。
（珈琲のシミだった。こんな本売るな…）
津谷さんのやさしい雰囲気ってヒストリカルやロイヤルにぴったりだと思います。
by 安都士 (2010-05-14 23:12)