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風の歌星の道 [小説(角川スニーカー)]

風の歌星の道 (後) (角川文庫―スニーカー文庫)
風の歌 星の道〈前〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
風の歌星の道 (後) (角川文庫―スニーカー文庫)
冴木忍

1992年発刊だときいたのですが。スニーカー文庫から出版された冴木忍さんの作品です。
このお話、従来のファンタジーとちょっと違い、リドルフィ王国のフィンレック王家の姫君レティシアは、王家の持つ不思議な力を使う少女。リルちゃんという魔物がお友達の変わった少女。彼女は王家のしきたりに従って、一生に一度決まった金額を自力で稼いでくると言う「義務」の旅に出ることになったのです。そのお供に選ばれたのが、なんの因果か「疾風のソード」と呼ばれる盗賊のソードでした。
このレティシアの癒し系ボケとソードの一見常識人ぽいツッコミ。完全に飲まれてます、ソード(笑)レティシアはこんな感じですが、ソードを癒すだけのちからがあって二人が自然とお互いを必要とする様がとてもみごとです。あと、フィンレックの王族たちの性格の素晴らしいこと(笑)キャラの個性がとてもよいです。
冴木さんのお話を読んだのは、これが最初でしたけど、この発想の面白さ。一度に虜になりましたね。(笑)
それにこの本のイラストレーターが当時大好きで(今も好きですけど)弘司さん。あの色とかキャラの服のデザインとかがとにかく大好きで、大阪で開かれた日本SF大会でサインがほしくて、でもサインください言えなくてプチストーカーのようについて歩いたほど好きです。。(キモイやんか自分)
後にめでたく結ばれ、二人の子供セラフィンが主役の本も出ています。その本の話はまた後日。
タグ:冴木忍
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