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悲しみの出会う島 [コミック(ハーレクイン)]

悲しみの出会う島 (ハーレクインコミックス)
悲しみの出会う島 (HQ comics フ 3-3)
藤本さみ/マギー・コックス

孤児だったことを知らずに育ったイアンテは、それまで育ててくれた両親への混乱する気持ちを落ち着かせるため、ひとりギリシアの孤島へ旅に出た。
そこで出会ったのは1枚の写真と、ハンサムな男性、リュサンドロス。カメラマンの彼は魅力的だけど、どこか悲しい影を瞳に宿していた。どうしてそんな目をするの? もっと彼のことが知りたい・・・。
ふたりは楽しい時間を過ごすが、ある日突然、豪華な船が彼を迎えに来た。あなたはいったい何者なの!?

母親と似たような人生を選んでしまうというヒロインはハーレクインで何人もお目にかかりましたが、イアンテも数奇な運命に導かれリュサンドロスと出会ったことによって出生の真のルーツを知ってしまう可哀想なヒロイン。愛しあった彼の御嫁さん候補の親が…ええっ!???ってそりゃ仲を疑られようともなかなか本当の事は言えないのは当然ですよね…。本当だったらここにいないかもしれない自分…それをつきつけられるのって相当なショックだったでしょうね。そして自分も今正に望まれぬ子供を宿してしまったかもしれないなんて…。まあ、…そのあたりはハーレクインなんで心配はしないで読み終えましたが。御母さんを見つけ出したリュサンドロスはやっぱり彼女を癒せる運命の人だったんですねえ。
藤本さんの綺麗でやさしい絵がイアンテの孤独や寂しさなどの憂いを含ませた雰囲気に合っていてとても良かったです。藤本さんの作品を読んだのはこの作品で2つ目になるんですが、前作もちょっと可哀想で憂い系なヒロインだったので、今度は元気なヒロインの作品も読んで見たいなあと思います。
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