丸岡さん家の教育係 [コミック(フラワー)]
丸岡さん家の教育係 (少コミフラワーコミックス)
白石ユキ
白石さんのコミックス初購入です。以前からお名前は目にしていたんですが、表題で惹かれるものがなく手にしてなかったのでわからなかったのですが、なかなかにツボな絵を描かれています。
家庭の事情で父親の友人の息子黒沢楓くんと同居することになった丸岡初音(通称マル)。彼女は父親も呆れるほどの野生児。そんな彼女を優秀な彼に教育してほしいと言って連れてきたのがきっかけだった。クールで冷徹な態度でたるんだ初音の神経をビシバシ鍛え始めた楓くんは、同じ学校に転校してきて学校でもその手腕を振るい始める。
まず、設定がもっと単純なのかなあと思っていたんだけど、後半初音が彼に完全に傾く理由がメガネが外れてわかるなんてなんて巧妙。うまいなあと思ってしまった。
つか、これって結構ずどんとくる部分だった。なるほど、彼とのかかわりは父親の関係だけじゃなかったのねってところ。「期待してしまっている」あのセリフは良かったなあ。
わたしあのページまでパラ見して買うことを決定したんですよねv
白石さんの過去の本も単行本の最後に宣伝が載っていて初めて内容を知りました。表題だけでは作品ってわからないものですね。いくつか買って読んでみたいなと思うものがありました。これからは注目していこうかと思いました。
余談ですが、最近ホクロのあるキャラクター設定結構見かけますね。流行なんですか?
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