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シークのたわむれ [コミック(ハーレクイン)]

シークのたわむれ (ハーレクインコミックス・キララ)
シークのたわむれ (ハーレクインコミックス・キララ)
百瀬なつ/リン・グレアム

甘く美しいピアノの旋律に誘われ、シャヒール王子は美しいレディに出会った。一心にピアノに向かうその姿にみとれるうちに、王子に気づいた女性は逃げるように走り去ってしまった…。
「僕の城にいる彼女はいったい誰なんだ!?」。その答えはすぐに出た。彼女の名前はカーステン、城の清掃係のひとりだった。
僕は王国の皇太子だ、雇人に手を出すような愚かなまねをするつもりはない。しかし、あんなに美しい彼女が清掃係とは…何か理由でもあるのだろうか? 王子はたわむれにカーステンに接近して!?

不幸な乙女が高貴な人と出会いひどい目にあってから報われるお話といえばリン・グレアム(←認識がおかしいです)
カーステンが父親から受けている暴力に耐えている理由がまったくわからなかったのですが、母親の遺言をまもっただけなんでしょうかね。美しさに惚れた王子様シャヒールが、カーステンの虜になっていく様子はちょっと印象弱いのですが、ピアノに関してのエピソードが何かあるのでしょうか…。(原作読んでないからしらないけど)
そして、登場してくるいけず女のパミラさん。王子は二度もなぜこの女の言葉に惑わされたんでしょうね。やっぱり根底にはカーステンを庶民での女と見下げている部分があるようなきがしてなりません。それに対して、彼に愛されることによって人間性をとりもどそうとしていたカーステンのショックは計り知れないものになってしまいました。彼に出会わな変えればよかったのか、出会ってよかったのかちょっと考えます。でも、父親のもとを離れて行けたきっかけとしては、よかったのかな。
友達のジーニーまでもが嫁いだはなしになっていますけど、あれは百瀬さんの演出でしょうか?(原作にありそうでなさそう)
百瀬さんの絵、ヒーローは好きなんですがヒロインが苦手だったりします。だって、このびっくり目におちょぼ口。(きれいなだけにホラー漫画のヒロインみたいなんですもん…ボソ)
でも、今回の作品は子供っぽい三頭身キャラとかもでてこなかったし、敵役の女性の悪女っぷりとか素敵なキャラがいたりして満足です。百瀬さん子供の絵が可愛いから、子供がたくさん出てくるような原作をコミック化されるのがいいかも。
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