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美しき海賊のプリンス〈アセンシオン王国 1〉 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

美しき海賊のプリンス (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
美しき海賊のプリンス (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
上杉可南子/ガーレン・フォリー

側近の裏切りで滅びたアセンシオン王国のフィオーレ王家。そのただ一人の生き残りであるラザール王子が、大海賊団の首領となって復讐のため帰ってきた。王子は、側近の令嬢アレグラを殺そうとするが、彼女の気高き瞳を愛してしまう。葛藤の末ラザールは、アレグラを奪い、王家を再興することを決断し!?
☆RT賞受賞作!〈アセンシオン王国〉シリーズ第一弾!☆

上杉さんのヒストリカルを読んだのは初めてかも?とか思いながら、原作も知らないで手を出しました(笑)
ああ…ラズベリー文庫さんでしたか(実はそれもよくわかってない(笑))
陰謀によって殺されたはずの王子が生き延びていて海賊の首領となって帰ってくる。復讐をするために。その相手は父王の側近であったモンテヴェルディ。彼の娘アレグラは、幼いころに母親から聞いていた王子ラザールとの思い出を宝物にして育った無垢な少女。その彼が彼女の大切な思い出と大切な人々を踏みにじり、いま自分の父を処刑しようとしている。
アレグラの純粋さがラザールの中に捨てきっていなかった美しい魂をよみがえらせたのだなあというかんじです。復讐をするはずだった男の娘に思いを寄せてしまったのは、彼の中にも過去にあった思い出が大切であったということなのでしょうね。
それにしても、単なる陰謀ものかなと思っていたら…ラザールが海賊になる前のなにやら艶めかしい話は誰得な設定なのでしょうか…。うーん…外国ではそういうの良く見かける設定でもあるのですが、少年をもてあそぶ悪人…。私はそういう部分に萌えない人なので単純に寒気がしました。
また、上杉さんの言葉で語らないコマ絵だけでのそうした過去の表現がまた…うううううって感じ(笑)(ほんとにそうしか言いようがないわたくし)
もちろん、ううううっ・・・に続く言葉は「うまい!表現がうますぎる」になるのですけどね。
このシリーズ、あと2作はこの二人の子供たちの話のようですが、漫画家さんが変わるみたいなので様子見ですな。や、富樫さん、橋本さんというチョイスだけですでに購入意識高まっております。
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