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胸いっぱいのロマンスを [コミック(ハーレクイン)]

胸いっぱいのロマンスを (ハーレクインコミックス)
胸いっぱいのロマンスを (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
狩野真央/デビー・マッコーマー

人生を変えてくれるようなステキな恋を求めて故郷を飛び出し、テキサスにやってきたシェリー。出会ったのは少し荒っぽいけどハンサムで魅力的なカウボーイ、コーディー。昨日までの穏やかな毎日が嘘のように刺激的な恋の予感を感じるシェリー。でも、コーディーはロマンスにうといタイプ。「恋愛なんて面倒」だから、さっさと「結婚」しようと言い出して!? 「愛されたい」シェリーが夢見る愛にあふれたロマンスの先の「結婚」。愛し合う気持ちはきっと同じなのに、ストレートすぎるコーディーのアプローチ。繰り返されるプロポーズの行方は……?

もう手に入らないかなと諦めていた1冊。
オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語シリーズのスピンオフだということは後でお友達情報で知りました。だから買いそびれた…というか、このシリーズよりも先にこれが1冊刊行されているということも理由にしたい。狩野さんのハーレクインコミック初期の名作でもあるといえます。
この作品に出てくるノーラが三姉妹の三女であるノーラ。ちょっと作画が違うのはご愛嬌なのかなあとか。でもローディーの性格はまんまだったのでなんか安心したとか(笑)
元々カウボーイモノが好きな私。テキサスのファッションとか結構きっちりと描かれている気もします。ただ、コーディーの容姿が荒くれ者のカウボーイという感じよりも洗練されているとか、さらに子持ちである風に見えないとか…(笑)まあ、その辺りはもっと私が年若く読めばうっとりした部分ということでさらりと流しましょう。
運命の出会いを果たした二人でしたが、ロマンスに満たされたい女性代表みたいなシェリーに対して、まるで契約書を突きつけるようにプロポーズするコーディー。ハーレクインでは何度もテーマになる「私のことを愛していると言っていない」ということにとことんこだわるところとか「愛していると言ったら負けだ」というヒーローのこだわりだとか。そういったこだわりを目の当たりにして懐かしくなる時が来るなんてと言った感想を持ってしまいましたよ私。まあ、最後にはヒーローが惚れた弱みで折れるんですよね(これもお約束で)
久しぶりにそういう部分にほっとできた作品でした。
狩野さんこれ2001年の作品になってるから、いまから13年前になるのね。絵のきれいさは変わりないけど、今よりもヒーローが細いなあ(笑)
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