和服上司と淫らな秘密

和服上司と淫らな秘密 (ぶんか社コミックス S*girl Selection)
此処田ヨー子

最近お気に入りになった作家さんの一人である此処田さん。絵柄が、特にいいメガネ男子を描きなさる。すごくすごく絵が好みです。もうにやけるほどに。
電子でちらりと見かけて、これはもう探すしかないと思って探しに行ってこれを見つけてきました。
オフィスラブものが主流みたいですが、それ以外のもいい感じです。
「クール上司の難解ラブモーション」「書店男子の恋愛事情」「ワケあり上司と禁断キス」「お局ＯＬと幼なじみ」の４作品とかきおろしが収められています。
これらの作品もちろん、「ワケあり～」以外全員メガネ彼氏なんですよ。どうですか！！！（どうでしょうか？！！！）この吸引力！！笑いが止まりません。
どれもラブコメ作品と言えるスカッとした読み終わりで、もちろんラブラブでいいんですよ。中でも私の一押しは「書店男子」です。本が好きでどんなむちゃぶりのお題に対しても答えを出してしまう杉田さんによって本の楽しさを知った千代ちゃん。うまくいかない恋に疲れてしまったのにたくさんの本を読んでまた恋をしてみたくなります。杉田さんみたいな人と…。
思うんですけど、告白とかそういうのってストレートな方がいいですよね。サプライズとか贈り物とかそんなのに意味を成すのは友達に話すときだけで、自分の心にどんだけ深く落ちたかということが重要で。だから、男子陣には派手でなくていいのでちゃんと言葉を伝えてほしいです。声で。声で。声で！！重みを感じて声で伝えてね。メールはダメ。薄っぺらい。あ、紙の手紙はギリ許す（笑）
最近この手のＴＬを読むたびに、結局そう部分を女子は望んでる人が多いのよねって思うんですよ。そして、いくつになってもそういう話が一番ずどんと落ちるんですよ。心に。
此処田さんの作品は出ている作品全部集めようと思っています。

タグ：此処田ヨー子

18禁のつくりかた１～２

18禁のつくりかた (1) (ぶんか社コミックス S*girl Selection)
ヨシザワ

お友達から借りた本で１～２巻まとめて読みました。元々電子からのコミックスなのですね。
エロ漫画家の三島つぐみはアシスタントの瀬名に仕事のための関係もってしまい、そこからなし崩しの関係が始まるわけですが…当然処女だった彼女は彼に好意を持ってしまい、瀬名は割り切った関係だと思っている心の部分がすっかーんと抜けていたりして…ああああ…とさらっと読んだ後に思ったんですが…。この話、さらっと読めますが、実は何度でも読めますね（これはいい意味で）
や、面白いと思いました。彼の過去の女性とのかかわり方がいびつだったせいで、つぐみちゃんとの関係も大して悪びれず持ったようですが…。少しずつ分かっていく彼の恋愛遍歴でつぐみちゃんは試行錯誤しながら自分の方にちゃんと向かせたわけですから立派です。本当にダメになるパターンなら流されるままですよねえ。そのあたりが結構面白いと思った部分です。
そして、そのいい傾向が後半の瀬名君の嫉妬につながるわけですから、つぐみちゃん恋愛初心者にしたらほんと頑張ったよね。
これ2巻で終わりなんですか？でも、ちょうどいい感じのラストなきもするんですけどね。


18禁のつくりかた (2) (ぶんか社コミックス S*girl Selection)

あ。キンドルでは3巻があるね…じゃ、続いてるのかな？

タグ：ヨシザワ

またたび荘は猫屋敷

またたび荘は猫屋敷 1 (BUNKA COMICS)
新名あき

新名さんの名前だけで即買いしたコミックでしたが、読み始めてなんかデジャビュが（笑）あれ…？この設定。このキャラクタ…どっかで１回読んだきがする。
そうだ！山桜桃さんの短編集で同じものが。ネタだけもってきて連載を始められたのだなと気がついたのは、ほんを読み終えたあとでした。山桜桃さんと新名さんが同一人物だと言う事はウィキにも書いてあったりするので本当なんでしょうねえ。ずっとアシスタントのかたがデビューしたんだとおもっていましたけど。（これだけネタが出てくるのはご本人のほかにないでしょう。アシさんといえ師匠のネタで作品を書くというのはあんまりないと思うし）
女だらけの実家に嫌気がさして、東京に出た浪人生の片切勝平は、ボロアパートのまたたび荘で硬派な男を目指すものの、そこでも女だらけの日々をおくることになる。その住人の中で出会った大人しい奈々子に恋をしてしまうラブコメディ。強い女に囲まれた姉妹の末弟って、女性に対する願望ってヤマトナデシコなんでしょうねえ。
残念ながら、ドラマみたいな箱いりナデシコは現代には居ないかと（笑）
この作品も本誌を買わずにコミックでの購読をしていたので、２巻以降入手してなかったりする。当時仕事に「忙　殺」されていたりして、何を買ったやら読んだやらマジにわからないような生活だったのだよな…。ある意味思い出です。

タグ：新名あき