ペアペアライサンダー

ペアペアライサンダー (1) (St comics)
ペアペアライサンダー (2) (St comics)
聖悠紀

私が知っているのは元祖「リュウ」で連載されていた方です。
大都社からも出版されてたのかな?
聖さんといえば、「超人ロック」なのに私はこちらのほうが印象が深いと言うのには理由があります。当時「リュウ」という雑誌は、そういうSF関連の作品が多く掲載されていました。山田ミネコさんのハルマゲドンシリーズとか…もう全部を思い出すのはかなりの努力がいるほど昔なので…。本を発掘すれば当時の作家さんはわかるかも。
そんななかで、聖さんの作品とであったのがこれが最初だったのです。（一番最初は友人が本を貸してくれた）
ミューズとハルキは夫婦でライサンダー号を任されている…という宇宙が舞台のお話でしたが、初回彼らが結婚するまでの話が事件がらみで結構面白かったんですよ。その初回を読んでしまったおかげで、この本を買うことになりました。いやあもう…面白いだけでなく、ゲストキャラの豪華な作品でもありました。
たぶん全3巻?だったと思うのですが、手放してしまいよく覚えておりません。
ミューズのお父さんも面白い人だったな…。
所かまわずラブラブなふたりに、当時まだそんな世界と無縁な子供だった私はどきどきしていたわけで（笑）
ほんとに懐かしい作品です。

タグ：聖悠紀

りてーくぐらふぃてぃ 全2巻

りてーくぐらふぃてぃ [マーケットプレイス コミックセット]
島田ひろかず

島田ひろかずさんの作品を初めて読んだのは、もうかなり昔の記憶。絵柄とノリと当時アニメにはまっていたという部分のせいで、このコミックを買いはじめた。雑誌の「少年キャプテン」に連載されていたお話です。
お話は当時ではまだまだコミックでは珍しかったアニメーターの生活テーマにしたラブコメというストーリーで、ドジなオンナノコが憧れの先輩をおって東京へ出てきてアニメーターのたまごになり…という始まりです。当時はCGなんつーものもなかったですから、作業はほぼ手作業で、お給料は歩合制。かなり過酷なお仕事と言えたのではないでしょうか。島田ひろかずさん自身の自伝ではないの？（笑）という作品でもあったりします。
ところで、私も高校の時の同級生がいまアニメーターになっていて、ところどころでスタッフロールに名前を見つけると「がんばってるんだなあ」とうるうるしたきもちになります。その子は、高校時代からすべて手作業で自作アニメを作るという事もしていたので、アニメーターになったのは天職だったのかもしれませんね。
当然この漫画通りの生活だったらしく、食えない・結婚できないなど大変だったという話しも当時は伝え聞いておりました。カラダも壊して療養してた話しも聞いたけど…。それにしても、いま有名作品に名前を見つけるので、今はいい生活をしているのではないでしょうか…。夢で食べていくのは簡単ではないということですな。それでも、何事も継続が大切なのだと思います。

タグ：島田ひろかず

ひとりで生きるモン! １

ひとりで生きるモン! (キャラコミックス)
西炯子

「あなたの好きそうな本です」そう紹介されました。
どうしてこんなど真中の本を、私にもってくるのでしょう。侮れない友達だと思った出来事でこの本の存在を知りました。四コマまんがって、実はすごいセンスがないと描けないのですよね。（センスっていうのは、見せ方とネタのことなので、絵のうまいヘタは全く評価の対象ではなかったりします。）
西さんはもちろん、絵もうまいかたで短編コミックしか拝見したことがないのですが、非常に哲学的な部分ありで私は大好きです。新井理恵さんの四コマやぼのぼのではまった世界であるのですが、西さんの描くキャラクターがそれはまた素晴らしい空気を作っていて、いつまでも浸っていたくなります。
２が発売されているのですが、いつか手に入れたいです。

タグ：西炯子