上司がゴムを咥えたら2人の距離は0.01mm

上司がゴムを咥えたら 2人の距離は0.01mm (ミンティコミックス)
蜜柑子

題名見るだけでは、え？と思ったんだけどいざ読んでみたら絵はうまいしこれははまっる…ではまりました。
社内で地味でお堅いイメージで通っていた真知子は、堅すぎて上司に嫌われ会社内のコンドーム部に異動させられてしまう。その部には社内でイケメン女斬りで有名な早瀬知也が上司になりアシをすることになって悪戦苦闘。早く仕事ができるようになって独り立ちしたいのに、彼は全然これという仕事を教えてくれず、外回りでも意味不明なことばかり。そんな中で唯一真知子に彼が頼んできたのは、コンドームの使用感を体験する相手という役目だった。戸惑う真知子にぐいぐい入り込んでくる彼を拒否しきれず流される真知子は、彼のペースに乗せられることを心地よく感じてしまう。
処女というあだ名に反して真知子ちゃんはちゃんと経験者なんですが、それも１０年前の苦いある思い出によって忘れたい過去。そんなことを知らないだろう早瀬さんはあっさりと真知子のトラウマを塗り替えてしまい夢中にさせてしまいます。気持ちがどんどん上がっていく中、この関係が辛くなるばかりの彼女…これお仕事名目のセフレですよね。
同期の松本君はそういう部分を埋めてくれるだろう相手だったはずなのに、それでも早瀬さんがよかったのは体の相性だけでなく、彼のこころに触れる部分があったからなのかなあ。
話の描写でたびたび出てくることで思うことは、真知子より早瀬さんのはまり度がはっきりとみえるとこ。女性に執着しないといいつつはっきりと真知子には執着の様子が見えるし。可愛らしい面もあるのですねって思いました。
電子でこの続きをきになって読んでます。２巻が出るのをたのしみにしています。
描き下ろしが収録されているのですが、これ読んだら私の書いた早瀬さんの執着のきっかけがわかりました。なんて可愛らしい。ほんとまさしく１０代ですよ（笑）

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