クナイ伝 1

クナイ伝 1 (少年サンデーコミックス)
緒里たばさ

いつもの古本屋巡回であまりいかないコーナーがあります。少年漫画…特にサンデー。サンデーはかつてめっちゃ読んでいたんですがここ数年は「名探偵コナン」をしかもコミックスでしか読んでいませんでした。よって、今の雰囲気とか全然知らないので必然的に遠ざかってしまう書棚でした。所が、この本がふとめにとまったのです。
可愛い絵という印象もあったのですが、この名前…もしかして忍者もの。
ビンゴでした！しかもえ…？ヴァンパイア？…ちびっこい人懐っこい少年が主人公…うわあ…こんな作品があったなんて知らなかったです。知ってたらもっとはやくに買ってたのに！！！！（落ちつけ）
以前にも書きましたが、探偵と忍者というジャンルはつい手を伸ばしてしまう傾向があるのです。
ほわほわっとしたところもアクションの部分もとても好きです。が、ストーリーがよく理解できてないので残りを早急に読むべきですよね…。どうやら完結しているようなので、頑張って集めようかとおもいました。
緒里さんのおなまえは初めてしったのですが、どんな方なのかはさっぱり解らなかったのでちょっと調べました。新人さんという位置付けでまだいいのだろうか…連載はこの作品が初めての様ですが…。ＨＰを見つけたので拝見しましたがめっちゃイラストがきれいでした。繊細な色を使う人だなあと言う印象を持ちました。

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ガールズザウルス

ガールズザウルス 1 (少年サンデーコミックス)
楠桂

告白された…しかし、その相手は恐竜にもまさる女の子だった。大怪我からの退院をへて、可愛い女の子と出会った知立くん。しかし彼女は失恋のショックで痩せて綺麗になった彼女だった。
楠さんの男の子が受難ストーリーはマーガレットの時代の作品からファンでしたので、まとめ買いして読みました。綺麗な絵なのに内容が凄まじい、（映像的に）凄いキャラクターが登場するのが特徴と言って良いのかもしれません。
思えば、この作品だって双方とも普通の恋愛がしたかっただけなのに…ちょっと女の子はごつくて力強過ぎた、ちょっと男の子は女性に夢をえがきすぎたといいますか…。
それにしても多種多彩な女性が一杯出てきて彼を翻弄するのですが、結局は戻るところに戻る彼って…やさしいんでしょうねえ。
途中で掲載雑誌が変わって、読まなくなってしまったので実はラスト知らないんですよ…。いまさらながらに気になりつつ何処かでであったら読みたいなと思います。

↓変わったと言っても小学館の中での話なので、そう変わりないんだけど…。

タグ：楠桂

悪業ハンター

悪業ハンター (少年ビッグコミックス)
鈴宮和由

鈴宮さんの素敵時代劇。
悪業ハンターと言うのは悪いことをする人を「狩る」ひとのこと。平たく言えば、必殺仕事人みたいな感じと思えば良いのかな…。いや、秘密裏にやってるわけじゃないか。賞金稼ぎだし。
読んだのがかなり昔ですが、今はやりの時代劇ものなので先日から思い出しておりました。（例によってもう手元にない為にうろおぼえ記憶を掘り起こします…）
悪業ハンターは主役二人、大金を狙って賞金首を狩る斬十郎と昌左。それに関わっていくヒロインになるべき女の子美影の3人がメインで連載されていた作品でした。美影のサービスカットも多い目で女体の苦手な晶左が笑えます。
コミックとしては1冊で完結。ラストがちょっぴり切ない終わり方だったので、どこかでまた続きを描いてくれないかなあと思っていたのですが…。
鈴宮さんの公式HPにいくと、1ページ漫画が見られるみたいですねえ…ｖ

タグ：鈴宮和由

究極超人あーる 全9巻

究極超人あーる 1 (少年サンデーコミックス)
ゆうきまさみ

懐かしい…このノリが描ける人って今ほんとう少ないですよね。学園ドラマであってロボットが主役で、ここまで絵がうまくてどのキャラクターも憎めなくて。ギャグ漫画であり人間ドラマでもあり。
実は連載をリアルに読んでいたのですが、本は購入していませんでした。当時はこの本は誰が買っているから買わないとか、分担制？（なにそれ）というか、みんなマンガ買うお金にあまりかけられなかったので、友達から借りてまわし読みとかしてたんですよね。この本は、わたしはずっと友達からお借りして読んでいたわけです。
1つ問題なのは、ラストが思い出せない…（笑）
ドラマレコードもその友達が買っていて、聞かせてもらったなあと…。コミックよりもそっちのほうがインパクト強くて、記憶も沢山残っていたりします。あ～る君の声は、今は亡き名声優・塩沢兼人さんでしたからね…。
クールな男前の声ばかりされていたのと、こう言ったコミカルなものも実にうまくて…今でもあ～るくんの声は彼しかいないと思ったりします。ゆうきまさみさんに関しては、トシバレないろいろな情報があるのですが…私は彼の名前は漫画家になる前から知っていたりします。
私、コアなラジオっこでしたからねえ…（イミシン）
なんにせよ、この作品のヒットから後の名作がズンドコ生まれて行ったわけですから、出世作品であることにはかわりないですよね。当時、おなかがすいた時に仲間うちであ～るくんの口調をよく真似てましたね…。

ワイド版


漫画文庫版

タグ：ゆうきまさみ

スプリガン 全11巻

スプリガン (1) (少年サンデーコミックススペシャル)
たかしげ宙/皆川亮二

弟に薦められて読んだ作品だったけど、大変面白い作品だった。絵にはまってしまったほどだ。
なによりも、オーパーツの話など世界の謎をテーマにしていたりして、当時そういうものにえらくはまっていた私にはうってつけの作品だった。
いやまじに、かっこええｖｖ任務に非情なプロかとおもえば、高校に通ったり女性に弱かったりする普通の少年の表情ももつ主人公が大変魅力的だった。よしのちゃんが、好きだったな～したたかで。
最後の作品を読んだあとに、もっと続いて欲しかったなあと思える作品だった。



漫画文庫版

タグ：たかしげ宙 皆川亮二